“藁廂”の読み方と例文
読み方割合
わらびさし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藁廂わらびさしの藁の先から、氷柱つららがさがっているような一月の寒さだったし、産褥さんじょくを囲む小屏風こびょうぶ一ツない家なので、嬰児は、へその緒を切られても、泣く力すらなかった。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)