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薬味箪笥
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やくみだんす
ふりがな文庫
“
薬味箪笥
(
やくみだんす
)” の例文
薬味箪笥
(
やくみだんす
)
のごとく万能な彼の「文明」思潮のあらゆる領域について前史から後史を区別するためのいくつかの屈折点が認められるであろう。
福沢諭吉
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
余計な憎まれ口を
叩
(
たた
)
いて、漢方医者の
薬味箪笥
(
やくみだんす
)
のように、沢山の引出しがあり、一々、書附けが張りつけてでもあるような
頭脳
(
あたま
)
だといったりした。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
しかも刀剣が八
口
(
ふり
)
、槍が三本、鎧が二領、それらの中に交って、老人、医道の心得があるらしく、いく袋かの
煎
(
せん
)
じ薬と共に、立派な
薬味箪笥
(
やくみだんす
)
が見えました。
旗本退屈男:08 第八話 日光に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
この
煎薬
(
せんやく
)
を調進するのが緑雨のお父さんの役目で、そのための
薬味箪笥
(
やくみだんす
)
が自宅に備えてあった。
斎藤緑雨
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
箪
漢検準1級
部首:⽵
15画
笥
漢検準1級
部首:⽵
11画
“薬味”で始まる語句
薬味
薬味容