“薄緑”の読み方と例文
読み方割合
うすみどり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八重桜も散り方になり、武蔵野の雑木林が薄緑うすみどりに煙る頃、葛城は渡米の暇乞いとまごいに来た。一夜泊って明くる日、村はずれで別れたが、中数日を置いて更に葛城を見送る可く彼は横浜に往った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)