“薄彫”の読み方と例文
読み方割合
うすぼ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金属板の上には、やはり薄彫うすぼりになった文字がつらなっていた。それを読むと、おどろくべきことが書いてあった。
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)
金属板の上には、やはり薄彫うすぼりになった文字がつらなっていた。それを読むと、おどろくべきことが書いてあった。
三十年後の東京 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その扉には、薄彫うすぼりの彫刻がしてあって、神武天皇御東征の群像が彫りつけてあった。これは、今大宇宙をあまがけりいく、われら日本民族の噴行艇群にうってつけの彫刻だった。
大宇宙遠征隊 (新字新仮名) / 海野十三(著)