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蕋
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ずゐ
ふりがな文庫
“
蕋
(
ずゐ
)” の例文
何があんな花弁を作り、何があんな
蕋
(
ずゐ
)
を作つてゐるのか、俺は毛根の吸ひあげる水晶のやうな液が、静かな行列を作つて、
維管束
(
ゐくわんそく
)
のなかを夢のやうにあがつてゆくのが見えるやうだ。
桜の樹の下には
(新字旧仮名)
/
梶井基次郎
(著)
裾きえて
蕋
(
ずゐ
)
のまなかに立つと見ぬ
天
(
あめ
)
の香をもつ
百合花
(
ゆりばな
)
のうへ
恋衣
(新字旧仮名)
/
山川登美子
、
増田雅子
、
与謝野晶子
(著)
烈々
(
れつれつ
)
と
鬱金
(
うこん
)
を
篩
(
ふる
)
ふ
蕋
(
ずゐ
)
の花。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
蕋
漢検準1級
部首:⾋
15画
“蕋”を含む語句
雄蕋
雌蕋
円蕋
雄蕋雌蕋
黄蕋