“蒸香”の読み方と例文
読み方割合
いきれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
車窓まどの前を野が走り木立が走る。時々、おびただしい草葉の蒸香いきれが風と共に入つて来る。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
時々、夥しい草葉の蒸香いきれが風と共に入つて來る。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)