トップ
>
蒲冠者
>
かばのかんじゃ
ふりがな文庫
“
蒲冠者
(
かばのかんじゃ
)” の例文
「八ヵ国の大小名みな眼をつけおるが、あれのみは許さぬ。
蒲冠者
(
かばのかんじゃ
)
にすら与えずにあるのだ」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
曼公が
周防国
(
すおうのくに
)
岩国
(
いわくに
)
に足を留めていた時、池田
嵩山
(
すうざん
)
というものが治痘の法を受けた。嵩山は
吉川
(
きっかわ
)
家の医官で、名を
正直
(
せいちょく
)
という。
先祖
(
せんそ
)
は
蒲冠者
(
かばのかんじゃ
)
範頼
(
のりより
)
から出て、
世々
(
よよ
)
出雲
(
いずも
)
におり、
生田
(
いくた
)
氏を称した。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
蒲
漢検準1級
部首:⾋
13画
冠
常用漢字
中学
部首:⼍
9画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“蒲冠者”で始まる語句
蒲冠者範頼