葱平ねぶかっぴら)” の例文
これを白馬尻から葱平ねぶかっぴらまで直径にして十九町、葱平から絶頂まで十二町、合せて三十一町の間に高さを増すこと四千四百九十一尺
白馬岳 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
山崎理学士は信州白馬岳の葱平ねぶかっぴら(海抜約二千九百米突)近傍において、擦痕さっこんある岩壁を見られ、それを氷河の遺跡と判断せられて、表面が丸く滑っこく、その上に擦痕があるのを特徴に挙げた。
高山の雪 (新字新仮名) / 小島烏水(著)