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葭簀張
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よしずっぱり
ふりがな文庫
“
葭簀張
(
よしずっぱり
)” の例文
と出すのを見ると元小兼の
主方
(
しゅうかた
)
の娘で、本多長門守様の御家来岩瀬
某
(
なにがし
)
と申し、二百石を頂戴した立派な所のお嬢様で何う
零落
(
おちぶれ
)
てこんな
葭簀張
(
よしずっぱり
)
に渋茶を売って居るかと
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
娘も見送りながら
葭簀張
(
よしずっぱり
)
を出ようとすると、川崎道から参りましたのは相州東浦賀の名主役石井山三郎で、連れて参った男は西浦賀の
江戸屋半治
(
えどやはんじ
)
、ちょっと
競肌
(
いなせ
)
な男で
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
これから
元名村
(
もとなむら
)
の所へ来ると
丹波屋
(
たんばや
)
という茶漬屋がありますが、
此処
(
ここ
)
も客が一杯で
彼
(
あ
)
れから右へ切れて、川崎へ掛る石橋の所、
妻恋村
(
つまごいむら
)
へ出ようとする角に
葭簀張
(
よしずっぱり
)
が有って
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
誠にこれが芸妓をして私は誠にもう面目ない
葭簀張
(
よしずっぱり
)
の茶見世を出して、お茶を売るまでに
零落
(
おちぶ
)
れました、それから見ればお岩様なぞは
此方様
(
こなたさま
)
のお側だから何も御不足はないので
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
葭
漢検1級
部首:⾋
12画
簀
漢検1級
部首:⽵
17画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“葭簀”で始まる語句
葭簀
葭簀掛
葭簀垣
葭簀越
葭簀茶屋
葭簀棚
葭簀屏風