莚包こもづつみ)” の例文
よく三吉も洗濯物をかかえて訪ねて行くと、盲目縞めくらじまの前垂を掛けた宗蔵がニコニコして出て来て、莚包こもづつみの荷物の置いてある店の横で、互に蔵の壁に倚凭よりかかりながら、少年らしい言葉を取換とりかわした。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)