荷電かでん)” の例文
その頃までに、古典電子論は発達の極致に達し、電子の大きさ、剛性ごうせい荷電かでんの分布状態などについて、議論は尽きるところを知らず、煩瑣はんさ哲学の趣きが、ありありと物理学の上に現われていた。
比較科学論 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)