荒馬あれうま)” の例文
それが馬上の渠にはどこまでも自分の神經範圍を進んでゐる。ただ乘り馬が荒馬あれうまなので、道を左右にそれて、なか/\すすきの間を出ない。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)