茅針つばな)” の例文
茅針つばなは肌ざはり惡しとのたまひけるぞ。そこらに一もとにてもあらば拔き取れよ。匂よ。汝は最早植ゑ終りたるか。
花枕 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)
石ころの上に坐つて尻が痛かつたり、足の甲を茅針つばなにつつかれたりするのも興がある。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)