“若江”の読み方と例文
読み方割合
わかえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
義昭の一子は、藤吉郎が警固して、河内かわち若江わかえの城へ送った。これも、恨みを恩でむくわれたとはいうものの、ひがみきっている義昭から見ると
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大坂若江わかえの合戦のときなどは身すでに大納言右大将という高位であったにかかわらず、足軽の中にじって駈けまわり、足にも鉄砲をうけ、身にも太刀傷をうけつつ、わずか三千の兵で
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)