“芥田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あくた50.0%
けた50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姫路野里の芥田あくたという呉服店に働きに出、一時は家計を助けたが、間もなくその店で失敗し、大阪へ出て新規蒔き直しをしようとした矢先き、明治十六年九月十二日腸チフスで亡くなった。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
芥田けた、満願寺、大内おおち、鴨谷などという所があるので、そんな言葉が生れたのであろう。これは自分の所はそれほど辺鄙ではないという、一種の誇りから生れたのであろうか。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)