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艶女
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たおやめ
ふりがな文庫
“
艶女
(
たおやめ
)” の例文
旧字:
艷女
阿闍梨は眼を据えて、今ここへ立ち現われた
艶女
(
たおやめ
)
の姿をじっと見つめていると、玉藻はうやうやしくそこに平伏した。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
泰親はさきに山科の玉藻の住家を凶宅とうらなって、それからだんだん注意していると、玉藻という
艶女
(
たおやめ
)
は形こそ美しい人間であれ、その魂には怖ろしいあやかしが宿っている。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
関白忠通は二日酔いらしい蒼ざめたひたいの上に蒼い筋を太くうねらせて、扇を膝にきっと突き立てたままで、自分の眼の前に泣き伏している
艶女
(
たおやめ
)
の訴えをじっと聞き済ましていた。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“艶女”の解説
艶女(えんじょ、えんにょ、たおやめ)は、なまめいて美しい女を指す単語。
艶女をアデージョと読ませるのは、女性誌『NIKITA』による造語で、モテる中年女性を意味する。高収入のキャリアウーマンや比較的裕福な主婦で、ファッションに気を遣い色気を有する大人の女性を想定している。命名者は『NIKITA』の創刊編集長で同出版社刊の雑誌『LEON』の“ちょいワルオヤジ”ならびに“艶男”(アデオス)の生みの親でもある岸田一郎。
(出典:Wikipedia)
艶
常用漢字
中学
部首:⾊
19画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“艶”で始まる語句
艶
艶々
艶麗
艶書
艶冶
艶姿
艶消
艶聞
艶種
艶然