“艶光”の読み方と例文
読み方割合
つやびか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はじめ、白い星の出かかった葉も、茶汁を筆につけて毎朝洗ってやっているうちに、すっかりとれて、青黒い葉も、この頃は艶光つやびかりしてきた。
万年青 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
黒い韮山笠のうるしがときどき艶光つやびかりして見えた。オダルの港に出かけて行くのだ。自然の巌壁を天のめぐんだ船澗ドックにして、ようやく商業地の栄えを得つつあった港だ。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)