色廓くるわ)” の例文
色廓くるわはつい程近く絃歌は夜々に浮き立ちて其処此処そこここの茶屋小屋よりお春招べとの客も降るほどなれど、芸道専一と身を占めて、ついぞ浮名うきなも流さぬ彼女も、ふと呉羽之介を見初みそめてより
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)