舵把かじと)” の例文
あの者は、帆綱番ほづなばんにございます。正しい進路をとるため、舵把かじとりへも、帆綱番へも、何番綱張れいとか、ゆるめろッとか——絶えず絶えず手前から号令をかけまする。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)