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舟岡山
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ふなおかやま
ふりがな文庫
“
舟岡山
(
ふなおかやま
)” の例文
夢
(
ゆめ
)
からさめたようにあたりをみると、
舟岡山
(
ふなおかやま
)
は水いろにあけている。春のあけぼの! 春のあけぼの! 小鳥はそういって歌っていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
仕事が
了
(
おわ
)
ると、
舟岡山
(
ふなおかやま
)
の方へ引き上げて、そこで何か命令が出るでしょう。しかし、物を配分することがあっても、あなたは取らないで下さい。
女強盗
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
居士は
愛弟子
(
まなでし
)
竹童をかかえて、いったいどこへつれていく気か? やがて森林をぬけて、
紫野
(
むらさきの
)
のはて、
舟岡山
(
ふなおかやま
)
の道を一さんにのぼりだした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、バラバラと
舟岡山
(
ふなおかやま
)
をかけおりていく彼のすがたを見送っていると、たちまち、
崖
(
がけ
)
をこえ、
雷神
(
らいじん
)
の
滝
(
たき
)
の流れをとび、やがて森から
紫野
(
むらさきの
)
のはてへ
霞
(
かす
)
んでしまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
舟
常用漢字
中学
部首:⾈
6画
岡
常用漢字
小4
部首:⼭
8画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“舟岡”で始まる語句
舟岡記