“舗石道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しきいしみち50.0%
ぺーヴメント25.0%
ペーヴメント25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それらの車はみな舗石道しきいしみちのまんなかを進んでいた。両側にはいやしい様子をした衛兵が二重の垣を作って歩いていた。
婦人は銀座の舗石道ぺーヴメントに出た。青や赤や黄や薄紫の燈光がゆらめく中に、漫歩する人々の足音が賑かに乱れていた。
指と指環 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
彼女はその男からのがれるようにして、車道を越えて向こう側の舗石道ペーヴメントに渡ろうとした。電車がピストン・ロットのように、右から左へ、左から右へと、矢継ぎ早にかすめて行った。青バスが唸って行く。
(新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)