トップ
>
興梠
>
こうろぎ
ふりがな文庫
“
興梠
(
こうろぎ
)” の例文
五郎は福兵長と、
興梠
(
こうろぎ
)
という酒好きの二等兵曹をつれて、しばしば宿舎を抜け出て、
酒宴
(
しゅえん
)
を開いた。アルミの食器に一号アルコールを半分ほど入れ、マッチで火をつける。
幻化
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
興梠
(
こうろぎ
)
が言った。おそらく福は双剣石に泳ぎ着き、ここに戻らずに近くの岸へ上り、陸路を歩いて宿舎に戻ったんじゃないか。そんな想像を興梠は立てたが、五郎は黙っていた。へんな予感があった。
幻化
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
水をかき分けながら浜へ上る。岩かげから
興梠
(
こうろぎ
)
の声がした。
幻化
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
興
常用漢字
小5
部首:⾅
16画
梠
漢検1級
部首:⽊
11画
“興”で始まる語句
興
興味
興奮
興津
興行
興醒
興安嶺
興覚
興趣
興録