“自証”の読み方と例文
読み方割合
じしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あしたに法を聴き、ゆうべに道を聴き、梧前灯下ごぜんとうかに書巻を手にするのは皆この自証じしょう挑撥ちょうはつするの方便ほうべんに過ぎぬ。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
もしこの孫六のやすりを手がけるきょうまですすんだならば彼こそはその箱の中の指書ししょを見て、ひいてはそれより、二刀の柄から水火秘文状を掘り出しても差支えのない人物であることを自証じしょうするものだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)