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臨検
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りんけん
ふりがな文庫
“
臨検
(
りんけん
)” の例文
そのうちに、両船は相前後して、
投錨
(
とうびょう
)
した。お互いに、すねにきずをもっていることとて、仏官憲の
臨検
(
りんけん
)
を、極度に気にした。
火薬船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
信長は予告なしに
饗応奉行
(
きょうおうぶぎょう
)
の台所屋敷へ
臨検
(
りんけん
)
した。このところ安土は
照入梅
(
てりにゅうばい
)
のような蒸暑さであったせいか、
乾物
(
かんぶつ
)
や生魚の
臭
(
にお
)
いがぷんぷんと鼻へ襲った。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
巡査が現場へ到着してからは、下田は巡査と協力して、世にも珍しい氷った死人を見たさに、そばへ近づいてくる群集を制止して、本署からの警官の
臨検
(
りんけん
)
をまっていた。
誰が何故彼を殺したか
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
吉蔵は警官の
臨検
(
りんけん
)
に大小三個の冷蔵庫を直ぐ開いて見せた上、氷の消費量増加については
白蛇の死
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
旅館は一軒のこらず
臨検
(
りんけん
)
をうけた。
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“臨検”の意味
《名詞》
現地に赴いて検査すること。
(出典:Wiktionary)
臨
常用漢字
小6
部首:⾂
18画
検
常用漢字
小5
部首:⽊
12画
“臨検”で始まる語句
臨検家
臨検隊