“りんけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
臨検83.3%
隣県16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巡査が現場へ到着してからは、下田は巡査と協力して、世にも珍しい氷った死人を見たさに、そばへ近づいてくる群集を制止して、本署からの警官の臨検りんけんをまっていた。
誰が何故彼を殺したか (新字新仮名) / 平林初之輔(著)
吉蔵は警官の臨検りんけんに大小三個の冷蔵庫を直ぐ開いて見せた上、氷の消費量増加については
白蛇の死 (新字新仮名) / 海野十三(著)
なるほどと蕭照はいやが上にも荒涼こうりょうたる感をいだかせられ、更に数日を隣県りんけんの方へあてなくあるいていた。
人間山水図巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)