臥跡ふしあと)” の例文
よって又一を先導として、餘作同道にてウエンベツざんに登る。川を渉り、或は沿岸を往き、或は樹間或は湿地を通行するに、熊の脚痕あしあと臥跡ふしあとあり。漸く進んで半腹はんぷくに至るに、大樹の多きに驚けり。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)