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臥竜
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がりょう
ふりがな文庫
“
臥竜
(
がりょう
)” の例文
旧字:
臥龍
臥竜
(
がりょう
)
。おれは、考えることをしている。ひるあんどん。面壁九年。さらに想を練り、案を構え。
雌伏
(
しふく
)
。賢者のまさに動かんとするや、必ず愚色あり。熟慮。潔癖。凝り性。
懶惰の歌留多
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
名利に
恬淡
(
てんたん
)
出世を望まず、そのため田舎へ引っ込んではいるが剣客中での
臥竜
(
がりょう
)
である。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
梅などは描いたような
臥竜
(
がりょう
)
の姿をかたちづくっているが、ぜんたいとして見ると統一がなく、一本ずつが
選
(
え
)
りぬきの木であることによって、互いにその値打と美しさを
相殺
(
そうさい
)
しあっている
滝口
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“臥竜”の意味
《名詞》
臥竜 (がりょう)
臥してうずくまる竜。
(比喩)優れた能力を持ちながらも世に出てこない人物。しばしば中国の三国時代、蜀の諸葛孔明がたとえられる。
(出典:Wiktionary)
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
竜
常用漢字
中学
部首:⽴
10画
“臥竜”で始まる語句
臥竜梅
臥竜窟
臥竜山
臥竜橋