膚着はだぎ)” の例文
おくみはそれから夕方に竿から下した青木さんの膚着はだぎのシャツを、ほかのものと一緒に四畳へ置いたのを思ひ出した。
桑の実 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
そこにはぼうし、かたかけ、ハンケチ、シャツ、膚着はだぎ耳輪みみわ、かみそり、せっけん、おしろい、クリーム、なんということなしにいろいろなものがまれた。