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腥羶
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なまぐさ
ふりがな文庫
“
腥羶
(
なまぐさ
)” の例文
洲の
後面
(
うしろ
)
の方もまた一尋ほどの流で陸と隔てられたる別世界、
全然
(
まるで
)
浮世の
腥羶
(
なまぐさ
)
い
土地
(
つち
)
とは懸絶れた清浄の地であつたまゝ独り歓び喜んで
踊躍
(
ゆやく
)
したが
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
按摩済む頃、袴を着けたる男また出で来りて、神酒を戴かるべしとて十三、四なる
男
(
お
)
の
児
(
こ
)
に銚子
酒杯
(
さかずき
)
取り持たせ、
腥羶
(
なまぐさ
)
はなけれど式立ちたる膳部を据えてもてなす。
知々夫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“腥羶”の意味
《名詞》
生臭いこと。
(出典:Wiktionary)
腥
漢検1級
部首:⾁
13画
羶
漢検1級
部首:⽺
19画
“腥”で始まる語句
腥
腥膻
腥風
腥気
腥臭
腥物
腥風血雨
腥丘
腥氣
腥血