“腐触”の読み方と例文
読み方割合
ふしよく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は此頃このごろ午後からきまつたやうに出る不快な熱の為めに、終日閉ぢこもつて、堪へ難い気分の腐触ふしよくと不安とになやまされて居る。寝たり起きたりして、あへぐやうな一日々々を送つてゐるのであつた。
哀しき父 (新字旧仮名) / 葛西善蔵(著)