“能憲”の読み方と例文
読み方割合
よしのり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上杉能憲よしのりは流刑になった。同時に、直義の厳命で、師直師泰の余党検挙が、各地の国元や洛内でその日から開始された。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「師直、師泰の死から早や二十日の余もたっている。だのになぜ、下手人の上杉能憲よしのりを依然そのままにしておくか。それがお気に食わんのでしょう」
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さきに越後で殺された上杉重能の子、上杉能憲よしのりの部下と、畠山直宗の遺臣たちであったのだ。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)