“胸膿”の読み方と例文
読み方割合
きょうのう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
月の十日過には、嫂の病気は胸膿きょうのうという名がついた。医者の勧めで、適当な病院をえらんで手術をしなければ成るまいとのことで、義雄がその相談に愛宕下へやって来るほどに成った。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)