トップ
>
胤頼
>
たねより
ふりがな文庫
“
胤頼
(
たねより
)” の例文
千葉介常胤の次男
胤頼
(
たねより
)
は、何処からか帰って来て、今、濠内へかかろうとすると、橋口をふさいで番の武士十四、五名が、何か騒いでいる。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
最期の時には貴賤男女が沢山集って結縁したが、大番の武士、千葉六郎大夫
胤頼
(
たねより
)
それを見て忽ちに発心出家した。上人給仕の弟子法阿弥陀仏がその人である。
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
正徹・尭孝の歌学の対立の後、
東常縁
(
とうのつねより
)
が出た。東常縁は
千葉介平常胤
(
ちばのすけたいらのつねたね
)
の子孫で、本来平氏。応永八年
美濃
(
みの
)
に生れた。常胤の子
胤頼
(
たねより
)
が
下総国香取郡東荘
(
しもうさのくにかとりごおりとうのしょう
)
を領してから東氏を名乗った。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
胤
漢検準1級
部首:⾁
9画
頼
常用漢字
中学
部首:⾴
16画
“胤”で始まる語句
胤
胤栄
胤舜
胤統
胤違
胤吉
胤成
胤明
胤正
胤永