“胤栄”の読み方と例文
読み方割合
いんえい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
月々、父母の忌日には、必ずその胤栄いんえいが自身で読経どきょうにやってくる。そしては、お互いの修行を語りあっていたが、つい四、五日前に見えた折
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「——いや、遊歴の者ではない。自分は柳生宗厳むねとしでござる。胤栄いんえいどの在院なればお目にかかりたいが」
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「奈良の宝蔵院ほうぞういん」の住職で、胤栄いんえいという変った法師がある。宝蔵院流と称する槍をよくつかう。
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)