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胡麻摺
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ごます
ふりがな文庫
“
胡麻摺
(
ごます
)” の例文
見ると、加島屋の主人は
下手
(
へた
)
な狂歌なんか作つて見たくなつたんですね、町内の
胡麻摺
(
ごます
)
りや
野幇間
(
のだいこ
)
を集めて急に雪見船を出すことになりました
銭形平次捕物控:161 酒屋忠僕
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
去年使うてやった恩も忘れ上人様に
胡麻摺
(
ごます
)
り込んで、たってこん度の仕事をしょうと身の分も知らずに願いを上げたとやら、
清吉
(
せいきち
)
の話しでは上人様に
依怙贔屓
(
えこひいき
)
のお
情
(
こころ
)
はあっても
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
あとでお
店
(
たな
)
へ行つて尻をまくる奴があるかも知れないとか——嫌な千三つ屋ぢやありませんか、あの野郎こそ、嘘
吐
(
つ
)
きで、
胡麻摺
(
ごます
)
りで、手癖が惡くて、
瘡
(
かさ
)
つかきで
銭形平次捕物控:097 許婚の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「いえ、
胡麻摺
(
ごます
)
り醫者の半齋の申すことなどは當てになりません。奧方は唯の氣鬱で、土藏から御出し申上げて、お勝の居ないのを御覽になれば、即座に御病氣平癒になりませう」
銭形平次捕物控:035 傀儡名臣
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「いえ、
胡麻摺
(
ごます
)
り医者の半斎の申すことなどは当てになりません。奥方はただの気鬱で、土蔵から御出し申上げて、お勝の居ないのを御覧になれば、即座に御病気平癒になりましょう」
銭形平次捕物控:035 傀儡名臣
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
胡
漢検準1級
部首:⾁
9画
麻
常用漢字
中学
部首:⿇
11画
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
“胡麻摺”で始まる語句
胡麻摺俳諧師