胡楽こがく)” の例文
やがて伽陵頻伽かりょうびんがの人鳥が供物を仏前にささげて帰って来ると、誦讃じゅさんの声につれて菩薩が舞い出す。伽陵頻伽も二行に対立して、楽を奏しつつ舞う。——その次は胡楽こがく(あるいは古楽)である。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)