背梁はいりょう)” の例文
また二里ばかりの深い山道……いよいよ東水の尾へ抜ける最後の山の背梁はいりょうになりますが、足の弱い女連れ、こと昨夜ゆうべは疲れて薄暗い夕方のせいか、心気朦朧もうろうとして
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)