“聞者哉”の読み方と例文
読み方割合
きくものかな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聞者哉きくものかな其趣そのおもむきならば汝は立派な好男子也いゝをとこなり併しながら忠兵衞妻は餘程よほど好者ものずきなりとたはふれられしかば長庵眞顏まがほにていやさ世には相縁あひえん奇縁きえんと申事も御座候と申けるは如何にも不敵々々ふて/\しき曲者なり越前守殿如何に忠兵衞長庵の申立而已のみにては胡亂うろんなり先月中旬ちうじゆんころ其方がつま富儀とみぎ長庵と密通みつつうの場を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)