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耳垢
ふりがな文庫
“耳垢”の読み方と例文
読み方
割合
みみあか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みみあか
(逆引き)
大きな
茶筅髪
(
ちゃせんがみ
)
を
緋
(
ひ
)
の糸で巻いたところなど、さすがに有名な
変物
(
へんぶつ
)
だけあって、白絹の寝巻の袖ぐちを指先へ巻いて、しきりに
耳垢
(
みみあか
)
を擦りとってはふっと吹いている。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
しかるにそれを専門に商売にしている者があるから、東京は広いと思ったのです。馬琴の小説には耳の
垢
(
あか
)
取り長官とか云う人がいますが、
他
(
ひと
)
の
耳垢
(
みみあか
)
を取る事を職業にでもしていたのでしょうか。
道楽と職業
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
耳垢(みみあか)の例文をもっと
(2作品)
見る
“耳垢”の意味
《名詞》
耳 垢(じこう)
耳の穴にたまる垢。みみあか。
(出典:Wiktionary)
“耳垢”の解説
耳垢(みみあか/じこう)は、耳の中に付着した垢である。俗に耳糞(みみくそ)ともいう。空気中の埃や皮膚の残骸などがたまったものと外耳道の耳垢腺という人体から出る分泌物が混ざったもの。
「除去する必要がある」とする意見と、「除去しなくて良い」という意見の双方があるとされるが、その理由は下記の耳垢の性質によるところが多い。
(出典:Wikipedia)
耳
常用漢字
小1
部首:⽿
6画
垢
漢検準1級
部首:⼟
9画
“耳”で始まる語句
耳
耳朶
耳許
耳目
耳語
耳門
耳環
耳盥
耳面刀自
耳障
“耳垢”のふりがなが多い著者
林不忘
夏目漱石