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耙
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まぐわ
ふりがな文庫
“
耙
(
まぐわ
)” の例文
牧草地を鋤または開墾用の
耙
(
まぐわ
)
で掘り起こして一エーカーにつき十ドルをもらい、また一年間肥料つきでその土地を使わせてもらっていること
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
畑の中を、
畦
(
うね
)
から畦へ、土くれから土くれへと、踏みつけ踏みつけ、
耙
(
まぐわ
)
のように、
固
(
かた
)
め、
平
(
な
)
らして行く。鉄砲で、
生籬
(
いけがき
)
や
灌木
(
かんぼく
)
の茂みや、
薊
(
あざみ
)
の
叢
(
くさむら
)
をひっぱたく。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
それは
耙
(
まぐわ
)
をつけた馬が一匹、気違いのように逃げて行くのを、農夫が止めようとしているのであった。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
門の前の野原には三つの
耙
(
まぐわ
)
がころがっていて、その間から入り交じって種々な五月の花が咲き出ていた。門はしまっていた。その
扉
(
とびら
)
はこわれかかった観音開きで、さびた古い
金槌
(
かなづち
)
がそえてあった。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
しかし、悲しいかな! アイルランド人の教化は一種の道徳的開墾用
耙
(
まぐわ
)
をもってくわだてらるべき手ごわい事業だ。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
▼ もっと見る
かれらはただちに仕事にかかり、見事な順序で、耕し、
耙
(
まぐわ
)
をかけ、
転子
(
ころ
)
で
均
(
なら
)
し、
畝
(
うね
)
をたてて、ここを模範農場にせずにはおかぬ意気ごみのようであった。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
耙
漢検1級
部首:⽾
10画