“考方”の読み方と例文
読み方割合
かんがえかた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしは爺さんがいつも酔ったような赤ら顔に油汗をかき、梯子段はしごだんの上り下りも退儀そうであった様子から、脳溢血のういっけつか何かで倒れたものと、勝手な考方かんがえかたをした。
勲章 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
ところへきたれる親友の小山先ずこのていを見て眉を寄せ「大原君、また病気か」大原「イヤ病気ではない。少し思案に余る事があって寝ていて考えた」小山「アハハ大変な考方かんがえかただ。 ...
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)