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翁屋
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おきなや
ふりがな文庫
“
翁屋
(
おきなや
)” の例文
ガラッ八の八五郎がもういちど引返した時は、
翁屋
(
おきなや
)
はすっかり片付いて、町内の衆や親類方が引っきりなしに出入りしておりました。
銭形平次捕物控:128 月の隈
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
やめてから矢の倉の鳥万、
馬喰
(
ばくろ
)
町の平松、神田の
翁屋
(
おきなや
)
と、勤めてはやめ勤めてはやめ、みんな三十日そこそこしか続かず、十六の春ようやく、
麹
(
こうじ
)
町平河町の稲毛という店へ住込みでおちつきました
滝口
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ガラツ八の八五郎がもう一度引返した時は、
翁屋
(
おきなや
)
はすつかり片付いて、町内の衆や親類方が引つきりなしに出入りしてをりました。
銭形平次捕物控:128 月の隈
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
神田鍋町の呉服屋、
翁屋
(
おきなや
)
の支配人孫六は、何にか物に
脅
(
おびや
)
かされるやうに眼を覺しました。土藏の方から、異樣な物音が聽えて來たのです。
銭形平次捕物控:128 月の隈
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
神田鍋町の呉服屋、
翁屋
(
おきなや
)
の支配人孫六は、何か物に
脅
(
おびや
)
かされるように眼を覚ましました。土蔵の方から、異様な物音が聴えて来たのです。
銭形平次捕物控:128 月の隈
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
「ところでもう一つ訊きたいが、
翁屋
(
おきなや
)
の商賣の方はどうだつたんだ。あまり良くない噂を聽いたやうに思ふが、——」
銭形平次捕物控:128 月の隈
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「もう一度
翁屋
(
おきなや
)
へ引返さう。段々面白くなつて來る樣子だ」
銭形平次捕物控:221 晒し場は招く
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「通り三丁目の
翁屋
(
おきなや
)
小左衞門で」
銭形平次捕物控:221 晒し場は招く
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
翁
常用漢字
中学
部首:⽻
10画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“翁”で始まる語句
翁
翁草
翁格子
翁媼
翁塚
翁様
翁寂
翁助
翁島
翁麿