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羽子板市
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はごいたいち
ふりがな文庫
“
羽子板市
(
はごいたいち
)” の例文
そうしたうちに、
年暮
(
くれ
)
は迫って、何はあっても、江戸の町は、年の市、
羽子板市
(
はごいたいち
)
、そして春を待つ支度に世間の物音は
忙
(
せわ
)
しない。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
茶屋町で駕を降りる——そして二人は二人の湯女を連れて、いい身分でもありそうに、
仲店
(
なかみせ
)
から観音堂の
界隈
(
かいわい
)
へわたる、
羽子板市
(
はごいたいち
)
のすばらしい景気の
雰囲気
(
ふんいき
)
につつまれて行った。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
江戸へはいると、
草市
(
くさいち
)
よ
羽子板市
(
はごいたいち
)
よと、あわただしく雑沓している都会の
雰囲気
(
ふんいき
)
が、
温
(
ぬる
)
い気持に彼女をつつんで、四囲の人の目も冷ややかに光る、地方を追われ通して来たお蝶をほっと息づかせて
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
板
常用漢字
小3
部首:⽊
8画
市
常用漢字
小2
部首:⼱
5画
“羽子板”で始まる語句
羽子板
羽子板屋