“羞痒(こそば)” の例文
それは細細(こまごま)とした瑞々しい若葉であつた。その若葉を渦巻かせ乍ら、栗はまだ枝々の尖りが眩しかつたり、腋の下が羞痒(こそば)ゆいやうな新生の歓びから何も彼も涙ぐましく眺め入つた。
それは細細(こまごま)とした瑞々しい若葉であつた。その若葉を渦巻かせ乍ら、栗はまだ枝々の尖りが眩しかつたり、腋の下が羞痒(こそば)ゆいやうな新生の歓びから何も彼も涙ぐましく眺め入つた。
愛の詩集:03 愛の詩集 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)