“美福門”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びふくもん50.0%
みぶもん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠田とおだかわずの声と、車の輪の音とが聞えるばかり、殊にあの寂しい美福門びふくもんの外は、よく狐火の燃える所だけに、何となく鬼気が身に迫って、心無い牛の歩みさえ早くなるような気が致されます。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
たとへば、平安京へいあんけう大内裡だいないりの十二もんごときで、その二三をぐればミブもん、ヤマもん、タケもんは、美福門みぶもん陽明門やまもん待賢門たけもんかれて、つひにビフクもん、ヨーメイもん
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)