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美作
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びさく
ふりがな文庫
“
美作
(
びさく
)” の例文
山蚕織
(
やままゆおり
)
のごつい
大口袴
(
おおぐち
)
、
胴服
(
どうぶく
)
といった姿である。
美作
(
びさく
)
の短刀一本、帯の前にたばさみ、腰の坐りもシャンとして折目ただしい。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
高サ六尺二寸、
弘仁期
(
こうにんき
)
のもので“子安地蔵”と呼ばれているという。またべつの“
宝冠釈迦像
(
ほうかんしゃかぞう
)
”も補修は多いが、すこぶる
美作
(
びさく
)
な鎌倉仏であった。
随筆 私本太平記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
白地絖
(
しろじぬめ
)
に
葦手
(
あしで
)
模様を
小紫濃
(
こむらご
)
のなかに散らした小袖、それへ袖のない“陣座羽織り”というものを着て、袴も唐織りらしい
綺羅
(
きら
)
、前差しの小刀も
美作
(
びさく
)
な黄金づくりである。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“美作”の意味
《固有名詞》
美作 (みまさか)
旧国名の一つ。美作国。
岡山県にある地名。美作市。
(出典:Wiktionary)
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“美作”で始まる語句
美作国
美作守
美作守政義
美作屋
美作路
美作権介
美作略史
美作守家厳
美作国吉野郷
美作城代家老私