“美作略史”の読み方と例文
読み方割合
みまさかりゃくし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地誌的な方面から漁（あさ）ると、美作略史（みまさかりゃくし）とか、新免家伝覚書とか、東作誌とか、作陽誌などの類に、瓦石（がせき）まちまちながら彼の幼少時の境遇と系図書式でない戸籍面の煤（すす）がやや洗われてくるのである。
随筆　宮本武蔵 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)