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羊羮色
ふりがな文庫
“羊羮色”の読み方と例文
読み方
割合
ようかんいろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ようかんいろ
(逆引き)
吃驚
(
びっくり
)
して見上げると、腰を
屈
(
かが
)
めた供の男の前に、立ちはだかった一人の浪人——
月代
(
さかやき
)
が伸びて、青白い四角な、長い顔、
羊羮色
(
ようかんいろ
)
になった、黒い着付けに、茶黒く汚れた、
白博多
(
しろはかた
)
の帯
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
その群れの中に
詰襟
(
つめえり
)
の背広を着て、古い
麦稈
(
むぎわら
)
帽子をかむって、一人てくてくと
塀
(
へい
)
ぎわに寄って歩いて行く男があった。靴は
埃
(
ほこり
)
にまみれて白く、
毛繻子
(
けじゅす
)
の
蝙蝠傘
(
こうもりがさ
)
はさめて
羊羮色
(
ようかんいろ
)
になっていた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
羊羮色(ようかんいろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
羊
常用漢字
小3
部首:⽺
6画
羮
部首:⽺
15画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
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羊羮
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羊羮
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三上於菟吉
田山花袋