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罹災民
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りさいみん
ふりがな文庫
“
罹災民
(
りさいみん
)” の例文
でも町内と代官の手廻りがよくて、いち早く炊出しもあるし、
罹災民
(
りさいみん
)
の救助方もかなり行届いているとのこと。
大菩薩峠:31 勿来の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
宋江が立てさせた“
撫民
(
ぶみん
)
ノ
制札
(
せいさつ
)
”が見られ、一部では城壁の消火につとめ、また一隊の泊兵は、
罹災民
(
りさいみん
)
を他にまとめて、それには米や衣服やかねを見舞にめぐんでやっている。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
僕はその時話の
次手
(
ついで
)
にもう
続続
(
ぞくぞく
)
罹災民
(
りさいみん
)
は東京を去つてゐると云ふ話をした。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
講堂で、
罹災民
(
りさいみん
)
慰問会の開かれる日の午後。
水の三日
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
罹
漢検1級
部首:⽹
16画
災
常用漢字
小5
部首:⽕
7画
民
常用漢字
小4
部首:⽒
5画
“罹災”で始まる語句
罹災
罹災者
罹災後
罹災者寮