繼嗣よつぎ)” の例文
新字:継嗣
また父子爵にしても彼を引上げて、子爵家の繼嗣よつぎとする必要が無かツたのであツた。雖然子爵夫人に子の無いといふ一ツの事件じけんが、偶々たま/\周三を子爵家の相續人そうぞくにんとすることにした。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)